おでかけ・旅

富士山の絶景ポイントで山梨名物のほうとうを味わうなら「御坂峠 天下茶屋」がオススメ

こんにちは。

猫イズムです。

天下茶屋 きのこほうとう

2月下旬、まだまだ寒さが残る中、山梨旅行に行ってきました。

山梨旅行の目的は富士山と山梨名物を食べること!

そして山梨名物と言ったらまず頭に浮かぶのが「ほうとう」です。

たっぷりの根菜野菜と太い麺が素朴な味わいで堪らん。

天下茶屋 外観
御坂峠 天下茶屋

という訳で、富士山の絶景を堪能しながら山梨名物のほうとうを味わいたい!という人にはピッタリの食事処「御坂峠 天下茶屋」を本日はご紹介します。

太宰治の小説「富獄百景」の舞台にもなっている老舗なのです。

天下茶屋外観

旧御坂トンネルの手前に天下茶屋はあります。

天下茶屋 外観
天下茶屋 外観
天下茶屋 入り口

昭和9年創業、木造2階建てで歴史を感じる外観。

そして天下茶屋のお店の前には、素晴らしい景色が広がっていて迫力ある富士山を望むことができます。

天下茶屋 見晴らし
天下茶屋からの展望

富士山と河口湖が見えます。

f:id:sabotennmegane:20190415095531j:plain

この日は少し霞みがかっていましたが、晴れた日には青空に映えた素晴らしい富士山を見ることができるでしょう。天気が良い日に訪れたいですね!

景色がほんっとに最高!これだけで来た甲斐があります。

景色が良過ぎて写真を撮るのに夢中になってしまい中々店内に入れませんでした。

天下茶屋店内の様子

2階建てで1階が食事処と物産品の販売、2階が「太宰治文学記念室」となっています。

f:id:sabotennmegane:20190415095847j:plain f:id:sabotennmegane:20190415095915j:plain

趣きのあるストーブ。

f:id:sabotennmegane:20190415100521j:plain
物産品

ここでお土産が買えますね!

f:id:sabotennmegane:20190415100008j:plain

昔ながらのポスターや芸能人のサインが沢山飾られていました。

f:id:sabotennmegane:20190415100103j:plain

晴れた暖かい日は富士山を眺めながら縁側で食べることもできそうです。

天下茶屋おすすめのメニュー

f:id:sabotennmegane:20190415100308j:plain
メニュー

やっぱりオススメは自家製麺を使用した山梨名物の「ほうとう」

使用しているお味噌も自家製です。

他にはお蕎麦や田楽などがありました。

ドリンクは珈琲、甘酒、エビスビール、太宰風地酒などが置いてあります。

きのこほうとう鍋 1410円

f:id:sabotennmegane:20190415100943j:plain
きのこほうとう鍋

味噌仕立てで懐かしい味わいのほうとう、美味しいです。きのこがたっぷりで嬉しい。

ハフハフしながら熱々のほうとうを堪能しました。あったまる〜!!

名代いもだんご 580円

f:id:sabotennmegane:20190415101034j:plain
名代いもだんご

たっぷりのバターがいもだんごの上にたっぷり。湯気が立っていてバターがトロトロと熱で溶けていきます。

ジャガイモを潰して揚げてあるシンプルないもだんご。外はカリカリ、中はホックホクで素朴な味わい。

f:id:sabotennmegane:20190415110610j:plain

風情を感じながら食べる食事は最高の贅沢!

日曜日でしたがお昼時を過ぎた14時頃の訪問だったせいか、店内は空いていてゆっくり過ごすことができました。

木の実 厚焼きせんべい

食事を堪能した後は店内で販売されている物産品をチェック。

f:id:sabotennmegane:20190415101248j:plain

気になるせんべいを発見。

f:id:sabotennmegane:20190415101322j:plain
手焼きの厚焼きせんべい

天下茶屋で1枚1枚焼かれている手焼きの厚焼きせんべい。

150年前から伝承されている歴史あるせんべいで懐かしい味わいなんだそう。

f:id:sabotennmegane:20190415101355j:plain
せんべいの焼型

この焼型で焼いています。よく見ると、この暖簾の奥でせんべいを1枚1枚職人さんが焼いていました。日本に3名しかいない職人さんが作っているそう!

5枚入りで500円、大判サイズは5枚入りで600円でした。

f:id:sabotennmegane:20190415101429j:plain

試食が置いてありました。

山椒が入っているので独特の風味がします。好きな人はクセになる味だと思います。

私も味見をして気に入ったので1袋購入。バリバリとあっという間に食べてしまいました。

好き嫌いが分かれそうな味なので味見をして購入することをオススメします。

太宰治記念館

天下茶屋は昭和9年創業、なんと一時期(約3ヵ月ほど)、太宰治が滞在していたそうです。そのため記念館が併設されているんですね!

そして天下茶屋は太宰治の小説「富獄百景」の舞台となっています。

f:id:sabotennmegane:20190415101509j:plain
2006年公開 映画「富獄百景」のワンシーン

映画化された時のポスター。塚本高史さん!

f:id:sabotennmegane:20190415101639j:plain
2010年公開 「人間失格」

生田斗真さん!

色んな方が太宰治を演じているんですね〜。

店内には映画のポスターが飾られていました。

f:id:sabotennmegane:20190415103831j:plain

2階スペースに太宰治が使用した部屋を再現し、当時実際に使用した机や火鉢などが展示してあります。

f:id:sabotennmegane:20190415103942j:plain
太宰治 部屋の再現
f:id:sabotennmegane:20190415104020j:plain
2階の部屋からの眺望。富士山と河口湖を一望できる六畳間。
f:id:sabotennmegane:20190415104057j:plain f:id:sabotennmegane:20190415104128j:plain f:id:sabotennmegane:20190415104149j:plain

他にも多くの写真や資料が展示されていてすごく見応えがありました。「富獄百景」「斜陽」「人間失格」の初版本、「太宰治」「斜陽館」などのパネルが飾ってありました。

ほうとう目的で訪れたんですが、思いがけず楽しむことができました。

無料で見学することができるので、ほうとうを堪能した後はぜひ見学してみてください!おすすめ。

天下茶屋へのアクセス

御坂峠の外れにぽつんとあります。旧御坂トンネルの手前にあり周囲には何もありません。

河口湖から山道を走り20分程度で到着。山道でクネクネ道を長く走りました。基本的に車で行く場所で、駐車場というか路肩に停めることができます。バイクできている方も多いようです。

中にはタクシーで訪問している人もいましたよ!

f:id:sabotennmegane:20190415104436j:plain
天下茶屋バス停
f:id:sabotennmegane:20190415104508j:plain

ほぼ真っ白!

一応「天下茶屋」にバス停がありますが、午前中に数本しかないため利用するのは中々厳しいかも。また冬季は運休しているようです。

まとめ

富士山の絶景とほうとうを楽しむことができる御坂峠 天下茶屋。

創業昭和9年の老舗、趣きのある店内で味わう食事はまた格別です。

そして太宰治とも所縁のある天下茶屋には「太宰治記念館」も併設されているため一緒に楽しむことができますよ。山梨旅行の際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

お店情報

御坂峠 天下茶屋

営業時間 9:00〜日没

定休日 無休(冬季は天候で休業あり要確認)

公式HP http://www.tenkachaya.jp/annai.html

地図

こちらの記事もおすすめ!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です